【1歳2歳】チャイルドシートを嫌がる時の対策|3日で効果がでるギャン泣きする幼児が車に乗るのを好きになる方法!

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「赤ちゃんがチャイルドシートに乗せるとギャン泣きする」

チャイルドシートが嫌いなお子さんは多いですよね。

我が家の娘もちょうど1歳になったころから、チャイルドシートに乗ることを嫌がりはじめました。

乗せないと出かけれない、でもむりやり座らせると号泣、せっかく座ったと思っても、嫌がって抜け出そうとする…。

結局、子供と出かけることが面倒になってくるんですよね。

でも、簡単な対策をするだけで、子供が大人しく座っていてくれるようになります。

と、いうわけで僕が行ってきた、これは効果があったな!って対策方法をまとめてみました。

なぜ赤ちゃんはチャイルドシートが嫌いなの?

なぜ赤ちゃんはおとなしく座らないのでしょうか?

これはとても簡単です。

チャイルドシートに座ると、「嫌なこと」があるからです。

人間という動物は、行動した後に嫌なことが起きるとその行動を繰り返さなくなります。

「チャイルドシートに座る」と、嫌なことがあると「チャイルドシートに座る」という行動が繰り返さないのです。

これを行動分析学では「弱化(じゃっか)」と言い、嫌なことを「嫌子(けんし)」といいます。

座った直後にくる嫌なこと、すなわち嫌子とは例えばこういうものです。

嫌子(けんし)とは?
  • ベルトの締め付けが痛い
  • 背中に汗をかいて暑い
  • 座り心地悪い
  • 長時間の移動で体がしびれるetc.

これらの嫌子が座るという行動の直後に出現するから、座るという行動を繰り返さないのです。

幼児がチャイルドシートを好きになる方法

ではい、一体どうすれば子供はチャイルドシートを好きになってくれるのでしょうか?

ステップ1 赤ちゃんが嫌なものを取り除く

まずは、座った直後に嫌子がでてこないように工夫をしてみましょう。

できる限りでいいです。決して座り心地抜群の高級チャイルドシートに交換しろというわけではありません。

我が家も激安のチャイルドシートです。

僕が、実際にやった方法でこれは効果があったものは、チャイルドシートに「ベルトカバーパット」と「ひんやりシート」を取り付けたことです。

さらに、ベルトの肩の位置を調整できるチャイルドシートだったので、いまの位置があっているかを再確認して、調整しました。

これで、座った直後に嫌子が出現する可能性を多少は少なくすることができました。

  1. 子供が座っても嫌なことが起きないようい工夫しましょう
  2. ベルトの位置を赤ちゃんのサイズに合わせましょう。
  3. ベルトが硬いのであれば「チャイルドシート用ベルトカバー」を装着
  4. 暑さ対策で「ひんやりシート」を敷く

ステップ2 座ると楽しくなるようにする

座ったら嫌なことがあることに対しての対策の後は、楽しくなることを準備してあげましょう。

チャイルドシートに座る→いいことがある→座ることが増える、です。これを「強化(きょうか)」と呼び、いいことを「好子(こうし)」と呼びます。

チャイルドシートに座る練習を開始する前にできる限りたくさんの好子を準備しておきます。あなたのお子さまにとって好子はなんですか? お子さまによって好子も様々あります。

ちなみに私が準備した好子はこちらです。

好子(こうし)とは?
  • お菓子
  • シールブック
  • 子供向けの歌のCD
  • お気に入りのおもちゃ
  • 頭を撫でてほめること

スマホで動画を見せるのが一番効果的。

後部座席やチャイルドシートにスマホホルダーを使って、スマホを固定し、上手に座れたら動画を見せてあげましょう

アイテムの準備ができたらチャイルドシートに座るトレーニングを開始

強化の原理をもう一度確認しましょう。

座る→好子→座るのが好きになる、です。今日は機嫌がいいなという日に、チャイルドシートに座らせてみましょう。

もしお子さまがおとなしく座ったら、好子!です。

ベルトを締めておとなしくしていたら、好子!

目的地まで我慢できたら、好子!とにかくおとなしく座っていることができたら、褒めて、褒めて、褒めちぎってください。

チャイルドシートに座るときは、毎回必ず好子をあげてください。そうすると必ずお子様はチャイルドシートが好きになります。

なぜならば、座ればいいことが出現するからです。行動した後にいいことが起きると必ずその行動は繰り返します。

拒否するチャイルドシートに乗る練習がうまくいくためのワンポイントアドバイス

最初から無理はしない

少しずつ強化していきましょう。最初は座るだけで好子。次は座ってシートベルトを締めるところまでできたら好子。その次は、座ってシートベルトをつけて1分だけドライブできたら好子。というふうに少しづつ進めていきましょう。そしてうまくいっているうちに練習は終了しましょう。無理して号泣させてしまうと、弱化が働いてしまいます。

好子を与えるタイミングに注意

必ず行動の「直後」です。早すぎても、遅すぎてもだめです。もし号泣した直後に好子をあげてしまうと、号泣するという行動を強化してしまいます。

絶対に怒らない

うまく座れないからといって、お子様を怒ることは禁止です。怒ることはほとんどの場合は「弱化」となります。これについてはまたブログに書きます。今はぐっと我慢して怒ることはやめましょう。

まとめ:赤ちゃんのチャイルドシートギャン泣き対策は根気強く教えるしかない

この方法で3日もすれば、手に負えないほど泣き叫ぶことはなくなると思いますよ。

まとめ
  • チャイルドシートに座ったら、できるだけ嫌なものは与えない。
  • チャイルドシートに座ったら、できるだけ喜ぶものを与える。
  • 無理せず、少しずつできるようになりましょう
  • 好子を与えるタイミングは、いい行動の「直後」
  • うまくいかなくても、怒っちゃダメ!

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