子供が四六時中テレビばかりを見てるんだけど、これってどんな影響があるのでしょうか?
我が家には9歳と5歳の子供がいますが、朝起きてすぐ教育番組に始まり、Amazonプライムでアニメを見たりしています。
そんなある日、テレビが故障して全く映らなくなりました。
そこから、修理やら、新しいのを購入するやらで、結局10日間テレビなし生活を送ることとなりました。
そこでこの記事では、テレビなし生活を送ってみて感じたことを紹介したいと思います。

結果的に現在はテレビのある生活をしています!
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テレビなし育児生活を始めて変わったこと

1、子供が夜更かしをしなくなった
テレビないから夕ご飯食べたらもう寝るしかないんですよね。それは子供も大人も一緒。
夜8時半には寝室へ行きます。
子供は寝室に行けば、、勝手に体が眠くなっちゃうのか、30分もすれば寝てくれます。
テレビが会った時よりも1時間も早く寝るようになりました。
2、子どもと遊ぶ時間が増えた
テレビを見ていた時間は子どもと遊ぶ時間へと変わりました。
仕事から帰ってきてからの時間もとにかく子どもと遊ぶようになりましたね。
テレビがあるときも、おもちゃなどを使って一緒に遊んではいたのですが、今考えるとあれは、適当にあやしていただけですね。テレビを見ながら片手間にやっていたのだと思います。
3、母ちゃんとの会話が増えた
遅くても夜9時半には子どもの寝かしつけは終了します。
以前はそこからテレビを見ていましたが、今は夫婦で、いろんな会話をしています。今日あった出来事や職場の愚痴、子どもの成長や今後のことまで、ありとあらゆる会話が増えたように感じます。
結婚式のアルバムをひっぱり出してきて、二人で見るぐらいですからね。家内はどう思っているかわかりませんが、僕にとっては、とてもいい時間に感じています。
4、スマホをいじる時間が増えた
特に一人の休日はスマホをいじる時間が増えました。
普段はあまりスマホをいじらないのですが、Youtubeなんかは結構見てました。いつも録画してみていたテレビ番組を過去分も探してみてしまいましたね。普段は月1~2Gくらいしか使わないのですが、今月は3G近くまで使っていました。
5、エアコンの効きがよくなった
壊れたテレビは、熱を持ちやすいプラズマテレビだったので、今思うと部屋の温度はかなり上がってましたね。明らかに体感できるぐらいエアコンの効きが良くなりました。電気料金も今月は安いのではないかと期待しています。いつもより1000~2000円くらいは安いのではないでしょうか。
6、休みの日は外出するようになった
家にいてもやることもないので、お出かけすることも増えましたね。テレビがないおかげで、支度もスムーズ。お出かけ時間も早くなりました。9時には支度をすませ、動物園やデパートに出かけることができました。
7、子供の食事時量が増えた
夕食時は必ずテレビをつけていたのですが、子どもってどうしてもテレビに夢中になってしまうんですよね。
そうなると、箸が止まって、結局食べ終わるまでに1時間くらい経ってしまいます。
テレビがないおかげで子どもは食事に集中しているように感じます。
8、テレビに子守を任せたいときもある
ご飯の支度や洗濯物を干すなど、どうしても子どもから離れていないとできない家事があります。
そんな時は、テレビでも見ていてくれればいいなぁと思うときありますよね? でもテレビがないために、どうしてもイライラすることあります。
台所の侵入防止策で泣いたり、ベランダに出てこようとしたりと大変でした。
どうしてもテレビに子守を頼る場面は出てきてしまいます。
テレビが及ぼす子どもへの影響

NHKが実施している”子どもに良い放送”プロジェクトというのをご存じでしょうか?
このプロジェクトは子どもに対し、テレビやビデオ、ゲームなどが及ぼす影響について研究しているプロジェクトです。これらの研究結果からいくつか自分が知りたかったことが報告されていたので抜粋させていただきます。
テレビやビデオの視聴時間の長さは、子どもの発達には影響しない
テレビを見させすぎると、言葉の発達が遅れるというのを聞いたことがあったので心配していました。
しかし、テレビの視聴時間の長さが、子どもの問題行動に結び付く因果関係は証明できなかったようです。
要するに、テレビを長く見ようが、全く見なかろうが子どもの発達にはあまり関係ないということです。
暴力的な描写のある内容のテレビは、子どもに悪影響を及ぼす
教育的な内容であれば、子どもには良い影響を与え、暴力的なシーンや性的なシーンが多いと悪影響を及ぼすとあります。
これはイメージどおりでしたね。特に多感な時期になるほど悪影響があるようです。
あまり暴力的なシーンは子供に見させない方が良いようです。
テレビは子どもにとっては人気がない
家でテレビをつけっぱなしにしていても、1歳から2歳の子どもがテレビを見ている時間は、実は30分くらいしかないようです。
この結果にはびっくりです。
これは、一方的に流れる映像では子どもは集中が続かないからだそうです。
テレビを見るよりは、おもちゃを投げたり、会話したり、触ったりなどの相互の関係のある遊びのほうが子どもは集中して遊ぶようです。
テレビだけ見せておいても、せいぜい30分くらいしか子守を任せることはできないということです。
最後に:テレビなし育児はメリット・デメリットあり
あくまでもNHKというテレビを提供する側の調査なので、影響はないと言ってるだけかもしれません。
ただ、うちの子どもはテレビでいくつかの言葉を覚えましたし、ダンスや歌も覚えました。すべてがダメというわけではなく、適度に付き合っていけば良いということではないでしょうか?
また、視力や体の姿勢など、そのような方面から子どもへの影響を調査するものは見つけれなかったので、今度論文などを探してみようと思います。