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子育てイルカが笛を吹く

水族館飼育員が子育てのコト、動物のコト、おすすめ水族館・動物園のコトを書いています

アザラシが教えてくれた子離れする時の、愛しさと切なさと心強さ。

子育て 子育て-雑記

「子育ての目的=子どもの自立」とよく言われる。

ふと、考えることがあった。私は「いつ」子どもと子離れするのだろう?

子どもが何歳になるまでに、この目的を達成しようと子育てしているのだろうか?

若くして海外に巣立つスポーツ選手

テニスの錦織圭選手は13歳でアメリカに渡り、サッカーのキングカズは15歳でブラジルへ渡ったそうだ。娘はもうすぐ2歳。あと11年で娘を海外で一人暮らしをさせる。そこまで自立させる事なんて可能なのだろうか?逆に娘が、彼らの年で私の元を離れると言いだしたら、私はすんなり賛成できるのだろうか?

 イルカの子離れ、アザラシの子離れ

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バンドウイルカは早くて3年、遅くて5年ほどすると親元を離れ一人で生きていきます。アザラシに至っては2~3週間という早さで離れていく。恐ろしくズバッと子離れをする。

基本的に子離れしない野生動物はいない。いくら出来が悪くても「その時」がくれば、必ず子離れをする。人間から見ると非情とも思われる手段で子離れする場合も多くある。時に、寝ている間にそっと姿を消し、時に牙をむいて群れから追い出す。ついさっきまでやさしく包んでくれた母ちゃんが牙をむき噛みついてくる。泣けども泣けども、数秒前の母ちゃんの姿はもうない。いるのは血のつながりはあれど、餌を取り合う敵である。

 動物から学ぶ子どもの育て方

もちろん、イルカやアザラシ、他の動物たちと人間は進化の過程も違えば生活形態もまるで違う。

しかし、これらの動物と比べ人間はどうだろう。近年は子離れできていない親と、親離れできていない子どもが多くいると言います。2014年度は40歳でも親のすねかじっている人が45万人もいるらしい…。

動物のようなきびしい自然環境での生存の姿を、人間も子育ての教科書とすべきではないでしょうか。特に私の場合は動物たちと毎日接し、良いお手本となる父や母がいつもそばいるわけですから。

子どもが親元を離れていく「その時」は必ずくる。こないほうがおかしい。
今はまだはっきりとわかりませんが、私たち親子にも来るであろう「その時」まで私は、子どもが自立するための様々なことを教えていかなければならない。食べること、歩くこと、他人と関わることを…。
そして「その時」に自信をもって子どもを送り出せるように、親も子どもとともに成長していかなければならないのではないでしょうか?
 
 でも、13歳でアメリカに行きたいって言われたら…やっぱり寂しいなぁ。

最後に

親離れしたばかりのアザラシの動画です。母ちゃんがいなくなり寂しく泣くばかり。それでも彼は一人で生きていかなければなりません。でも、2~3週間と短い期間ではあるが立派に育てられた彼なら大丈夫でしょう。


Crybaby Learns to Swim - YouTube

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