読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

子育てイルカが笛を吹く

水族館飼育員が子育てのコト、動物のコト、おすすめ水族館・動物園のコトを書いています

イルカが助産師?!イルカと泳ぎながら水中出産ができるらしい。

子育て 子育て-雑記

長谷川潤さんや道端カレンさん、山田優さんなどが「水中出産」をしたことはご存知でしょうか?

水中出産はフランスで開発され、イギリスをはじめヨーロッパでは大変人気のある出産方法の一つです。小さなプール(2人が入れるぐらい)に、人間の体温と同じ温度の温水を入れます。この温水は羊水の塩分濃度と同じになるように調整されています。陣痛の間隔が短くなり、痛みが強くなった状態の時に水中に入ります。そしてそのまま水中で出産を行います。温水の効果により、母親がリラックスした状態となり、陣痛が和らぐそうです。また浮力があるため妊婦さんが体勢を変える際も非常に楽にできます。娘がまだ母ちゃんのお腹の中にいるときに、水中出産について「おもしろいな」と思っていたところ、いろいろ調べているうちに、水中出産とイルカに関する非常に興味深いものを見つけたので紹介します。

 イルカがお産を手伝ってくれる水中出産の紹介

f:id:kosodateiruka:20150510201938j:plain

ハワイで野生のイルカと水中出産

キム・ネリー氏は妊娠26週の時に、アメリカ国内で野生のイルカと泳げる確率の高いハワイで出産することを決意する。実はハワイでは1930年ごろ、1例だけ海中でイルカと一緒に出産したことが報告されたようだが、残っている資料はなし。しかし彼女は数人の友人の支えで、雨の日も風の日も毎日のように野生のイルカと泳いでいた。いよいよ出産する当日。陣痛が始まり、いつものようにイルカたちのもとへ。そこにはたくさんのイルカが集まって彼女の周りを泳いでいた。しかし、出産には予想以上の時間がかかり夜になったために、結局海中での出産をあきらめることとなった。

って、産んでないんか~い!と突っ込みたくなるようなことしか見つけれませんでした。しかし、ここのHPによると、イルカに手伝ってもらう出産によって赤ちゃんの成長速度が通常よりも6か月程早く、脳の重さも150mg重い上、両手利きの子になるそうです。出産をサポートしてくれる会社のHPはこちらです。

メキシコのプールでイルカと水中出産

メキシコのある施設ではイルカの泳ぐプールで水中出産を行うことができる。またそれを専門に扱う助産師がおり、何人もそのプールで出産を行っているようだ。イルカと一緒にいることにより体の無駄な力が抜け、安産になるそうです。じつはこれ、フランスのドキュメンタリー映画になったぐらいですので、前述のハワイよりは信憑性があります。実際にDVDや本にもなっていますので興味のある方は是非。

 ▼映画の予告動画


映画「プルミエール 私たちの出産」予告編 - YouTube

イルカと一緒に出産することで効果はあるの?

 「オキシトシン」というホルモンをご存知でしょうか?オキシトシンは出産時に脳内から血中へと分泌され、陣痛を促進し、赤ちゃんを押し出すような作用があります。難産の時に病院で陣痛促進剤として点滴されたことがあるお母さんもいるでしょう。別名「愛着ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンには他にも様々な効果があると言われています。ラットの実験では妊娠中にオキシトシンを注射すると通常より大きな子どもを産むことも報告されています。また傷の治りが2倍も速くなることもあるようです。そして近年の研究で、イルカとふれあいをすると、このオキシトシンが大量に分泌されるというのです。と、いうことは前述のあやしい団体の言ってることもまんざら嘘ではないのかもしれませんね。

最後に

水中出産のデメリットとして感染症になりやすいというのがあります。それは不衛生な水の中で産むことで、細菌が膣や子宮に入る可能性が高いのです。いくら水族館の海水が塩素やオゾンによって殺菌されているとはいえ、やはり滅菌されているわけではありません。したがって感染症のリスクは高くなるでしょう。しかし、出産前ならイルカとふれあうことができる施設は日本にたくさんあります。興味のある妊婦さんはイルカとのふれあい体験してみるのもいいかもしれませんね。うちの母ちゃんは出産前には何度かイルカとふれあいをやりました。娘も今のとこら元気に育っています。

関連記事

www.kosodateiruka.com